タンギング5
実はこの吹いている状態で音が出ないと状況を作ってから、たとえば指揮者が振り出したときに舌を離せば音が立ち遅れたり、音の出る瞬間がぼけてしまったりしないで演奏することができます。
タンギング4
できるようになったら一定の間隔で着けたり離したりしましょう。これがスタカートです。短くなくてもこの感覚が速くなればスタカートになります。決してアクセントがついたりリードのミストーンが出たりしません。実はこの止まっている状態を演奏する時、音が最初に出る前に作ります。そうすると...
タンギング3
位置が確認できたら、ロングトーンしたまま息は止めずに舌だけで音を止めてみましょう。しばらくとめてみてください。口の中の圧力は吹いているときと同じです。2秒ぐらい止めたら舌を離しましょう。離した途端にロングトーンと同じ音(音量、音程)がならないと息が止まっていたか、吹いていた...
タンギング2
突く場所はリードの先を舌の先で突きます。英語の「T」の発音をしてみてください。上歯の裏を舌の先が軽く触れて少し破裂音を伴って離れます。この感覚と同じです。リードの先より下にタンギングすると音が残ったりしてきれいな発音にならず、下の先ではなく奥の方ですると音符を短く切れずに雑...
タンギング1
よく舌突きといいますがあまり強く突くとアクセントになってしまいます。実はリードから舌を離すというイメージで捉えたほうはきれいなタンギングになります。
同じ要領で次の楽譜も練習してください。
今度もスラーです。今度は音程の幅が広がりますが順次進行のように音が変わったときに音量に差が出ないよう気をつけてください。高い「ミ」の音が出てきますが口閉め具合などはまったく同じです。特に唇を締めたり特別な口にしないで下さい。音程が下がる方は口の中の圧力をチェックしてください。
ロングトーンと同じ息で演奏します。
スラーで演奏してください。気をつけることは音が変わるたびに息の量を変えたり、アクセントになったりしないでロングトーンのまま運指してください。息の角度も音の高低に合わせて変えないで下さい。常に上から入って音が下がるときに上あごのほうにかかる圧力を変えないで下さい。演奏する速さ...
ブレス
吹く前に息をすうときは、吹く方向のライン上に真後ろに吸うようにします。やみくもに大きな口をあけて吸うと吹くときのバランスを崩します。
練習方法
では次に練習方法をご紹介しますまずは吸った息を全部吐ききるロングトーンの練習をしましょう。 最低音の「ミ」の音がいいでしょう。まだ指使いを知らない方は開放の「ソ」の音でもいいです。今まで書いてきた口の中のことを気をつけながら吸った息をすべて空っぽになるまで吹きます。ここで気...
唇から息が出る大きさ
息が出る直径を一定にしましょう。幅も前歯2本の幅より広がらないつもりで同じ大きさの穴から息が楽器に入っていくような感じで吹いてください。